失敗が怖くない「適切なリカバリ」ができる人
人生で失敗しない人なんか居ない。
(失敗を失敗と捉えない「概念」の話ははるか彼方に置いておいて。)
ミスや怠惰で失敗することは勿論あるが、頑張っていても、計画や準備をバッチリしていても、失敗に導かれることは多々ある。
特に、感情のコントロールが難しい時や、疲労により思考力低下している時には、失敗というか・・・意図していない結果に流れついてしまうことが少なくない。
失敗することは、エラーへの対処方法を習得したり、物事を受け入れて新しい挑戦を始めるチャンスになる。だから、失敗自体は悪いことじゃない。
だけど失敗を放置し、そのまま流れに身を任せているとどうなるか。失敗の連鎖が起きたり、自暴自棄になって、もっと自分の人生をコントロールできなくなってしまう。
そんな時、リカバリする意識と能力があれば、人生をもっと楽に、幸せに生きていけるのではないかと思い、この記事を書くことにした。
大概の失敗はこのステップでリカバリできる
・失敗を受け入れる
・自分(他人)を責めない
・落ち込んでもいい、ただ「落ち込みタイム」は1時間で切り上げる
→ここで落ち込みが激しい時は寝るか、食うか、チャリで爆走する
・原因をあげつらう
・どうしたら原因を取り除けたのか検証する
・修復方法を検討する
・修復する(行動あるのみ)
具体的なリカバリ例
リカバリと言っても、失敗して落ち込んでいたり、ひとたび寂しさや虚しさに打ちひしがれると適切なリカバリ方法が思い出せなくなることが屡々あるもの。
ここに具体的なリカバリ例を置いておくので、ピンチの時は振り返ることにしよう。
感情のコントロールに失敗した時のリカバリ
負の感情は大概、他人と比べたり他人に期待することで生まれる。
わかっていても、人は人と関わる時、多少なりとも期待したり比較したりする。
ムカつく、悔しい、の感情は特に、相手が自分と同じ価値観を持っている前提があるから抱く感情である。
同じ事象でも、人によって見え方が違う点を念頭に置いていれば「へぇ、そういう見方もあるんですね」で片付けられる。
それでもなお、他人によって何か負の感情が生まれたとしたら、「え、まだ他人に人生振り回されてたん自分?」と自問し、自分の人生は「自分が主人公」であることを思い出す。
他人を傷つけてしまった時のリカバリ
大事な人に限らず、誰かを傷つけてしまった時、自責の念にかられる人間らしい心がある人は、、他人を傷つけてしまったことにより、自分自身も傷ついてしんどくなる。
私もそうだ(多分)。
とにかく、謝る。自分が悪いと思えるのであれば。相手が理性的に、その謝罪を受け止めてくれるなら、その人を大切にすべきである。
もし、もう関わらないで欲しいと言われた時は、そっと身を引く。離れたくないという思いは、自分の身勝手であり、相手が離れたいと思っているのに、無理に引き留めても誰も幸せにならないのだ。
孤独へのリカバリ
「孤独で寂しい」に対しては、「孤独を楽しむ」ことで解決する。好きな音楽を聞く、元気になる映画を観る、散歩、ドライブ、バイクツーリングに出かける。買い物に行く。旅に出る。美味しいものを食べる。本を読んで能力の拡張感を味わう。楽器をひく。瞑想する。自分が理想とする人生を描いた小説を書く(誰に読ませるでもないヤツ。)
などなど、1人でも楽しめること、1人だからこそ楽しめることは山のようにある。
が、孤独を楽しめない、誰かと関わっていたい欲求は誰しもあるはずだ。(この感覚を抹消できればさぞ楽だろう)
そんな時は、ネットで誰かと繋がる方法がある。おすすめは、スカイプやアプリで暇人同士が繋がるサービスを利用することだ。
多くはフシダラな出会いを求めている男性だが、それに混ざって時に「単純な暇つぶし」を求めている同士が巡り合うこともある。
私はひと昔前の人間なもので、少し前までは「ネットでの人間関係?そんなもの虚しいだけだ」と思っていたが、誰かと繋がっていたい感覚は、歳を重ねても時たま顔を出してくる。
そんな時、ネット上で繋がった希薄な人間関係は意外に有効だと感じる。まれに、深い共感を得て互いに信頼しあえる関係性が生まれることもある。
買い物で失敗した時のリカバリ
単価が安い品ならいいのだ。いや、良くないな。
高い・安いにかかわらず「失敗したー、こんなの買うぐらいならもっと安い(高い)やつ買っておけばよかった・・・」
っていう後悔は、何かを買うたびにつきまとう。
口コミやスペックを充分比較して買ったつもりだけど、口コミに騙されることや、オーバースペック、後から「こんな機能が必要だったのに」なんて、自分の使用方法とのミスマッチに気づくこともある。
- 返品できる物は、返品する
- 返品不可の物は、機能の追加や修復を試みる
- 失敗作をベースに、改良や改造を楽しむ
- 転売して損失を最小にする
仕事で失敗した時のリカバリ
仕事での失敗のレベルは様々で、基本的にはクライアントに迷惑をかけないうちは失敗とは思わないようにしている。
ただ、クライアントに迷惑をかけてしまった時は、どうリカバリするべきか。
- 自分を責めない
- 失敗の原因を突き止める
- 失敗の修復にかかる時間、費用を算出する
- 失敗の理由と結果、修復方法を潔く説明する
- 修復か返金(別業者の紹介含む)選択肢を提案する
- 修復に取り掛かるor返金する
まとめ
私はよく、「流れに身を任せよう」と思考停止させて無計画に生きてしまうことがある。
無計画に失敗はつきものだ。それもまた一興、と言えるほど若くない。なるべくなら失敗したくない。だから、何よりも計画することが第一だと学んだ。
だがしかし、どんなに計画を立てて準備しても、失敗することはあるのだ。
そんな時、失敗を成功に転換するためのリカバリ力が身についているかどうかが、これまでの人生経験の一つの指標である。
リカバリ力のあるなしは、人生を少しでも楽に生き抜くための違いになると思っている。
人生は、暇つぶし。(って、どこかの著名人も言っている)
いかに楽をするかを見つけて、たまに降りかかる苦労も楽しみに変えて、充実した人生を送りたいものだ。
コロナ後の投資先を素人が考えて見た
今日は雨が降って居るので、家に引きこもって過ごした。
久しぶりにテレビのスイッチを入れて、録画していた映画を何本か観た。
その勢いで、普段は観ないバラエティ番組を観た。日本テレビで毎週放送して居る「今夜くらべてみました」という番組だ。たまたま1月22日の回を録画していたので、なんとなく再生してみた。
不動産投資で稼いでいる美女発見
その番組には、不動産投資で相当稼いでいる方がゲストで出演していた。
元アイドルのその方は、アイドルとして活動している当時から、少しずつ投資用不動産を購入して、コツコツと資産を形成していたとのこと。
きっと購入のタイミングが良かったのだろう。
オリンピック招致の決定前後であれば、不動産投資の採算は取れたかもしれないけど、今はちょっと購入のタイミングとしてどうなんだろう・・・
なぜこのタイミングでテレビ出演したのか、奥にある理由を考えてみた。
コロナのことが無くても、オリンピック直後には値下がりするであろう物件価値を「見通しての出演だったのではないだろうか?
まぁ、ハッキリとは言わないけど、マーケットの底辺を増やそうとしているという話だと思う。
年始に不動産購入した人、今どうしてる?
ターゲットを27歳年収300万円OLと設定し、具体的なサービス名(楽待)まで出して、不動産投資を煽っていたが、それにつられてなけなしの貯金を不動産購入した人は、今悲惨な思いをしているのではないか。
しかし、絶妙なタイミングで放送されたものだ。このコンテンツは2020年1月22日に放送された回で、まだCOVID-19(新型コロナウィルス)の影響が出ていない頃の収録、放送と思われる。
人気のエリアは今どうなってる?
渋谷区、新宿区、中央区、千代田区、港区のワンルームマンションが狙い目だとのこと。2,500万円程度の物件でよく、しかも、人気エリアなら低層階ほど家賃が安いという理由で、賃貸として人気があるそうだ。
それなら購入できるかも、と思わずにいられない内容だ。
しかし、この放送のあと、COVID-19が世界的に猛威をふるい、東京をはじめ、都市部の賃貸生活者が家賃滞納や住み替えで空き物件が増えいったのではないだろうか。
外国人に人気の六本木、代々木、新宿のエリアは、残念ながら賃貸価格を値下げしてもなかなか借り手がつかない模様だ。
事業用物件の賃貸も、撤退する企業が少なくないのは容易に予測できる。 不動産の家賃収入に頼っていた人は大きな影響を受けただろう。
都心の格安物件、コロナ後の需要高まる?
しかし、一方で、格安マンションの賃貸需要は意外にも減少していないのでは?と考えている。
今まで、都心に住んで高い家賃を払っていた層が、コロナの影響で収入不安定になり、それでも都心に住み続けたいと、グレードを落とした格安物件に移住する可能性もある。
また、今まで都心に住めなかった層でも、都心の物件が賃料を下げてきたことにより、住み替える可能性が出てくる。
現状がどうなっているのか気になるところだ。
不動産投資はタイミングが大事
不動産投資は、最初に大きな額を賭けて、入居率さえキープできれば、少しずつ回収していくことができる。そんな手軽さは魅力的だ。
しかし、今(COVID-19の影響があってもなお)、東京都心の不動産物件は、過大評価されすぎている。オリンピック需要なんてもうほとんど見込めないのに。
そして、南海トラフや首都直下型地震のリスクを勘案した場合、いずれ東京の不動産が値下がりの波に乗り始める時が来るのだ。
もし都心の物件を買うなら、5年前に購入しているべきだった。または、オリンピック直後、価格が底値になった時に買うべきだと思う。
大阪や京都、名古屋と言った主要都市も然りだ。もうこれでもか、というくらい価格が吊り上ってきている。今後人口が減っていく日本では、無条件でこのエリアだからと地価が上がる場所を見つけるのは難しい。
今後も地価が上がっていくと考えられるなら、リゾート開発か、外国資本が投入される可能性にかけるしかない。
今行うべき投資は株?
今買うべきは、株だと思う。素人ながらに、実態の伴わないマネーゲームでも、今後も伸びていく可能性が高い投資先だと考えている。
コロナでの大暴落は今後あるのか?
2020年6月現在、日経平均は22,183円と、バブル時並の水準である。
2001年のアメリカ同時多発テロが発端の暴落(当時8千円割し、7千円台まで値下がり)。 一時、2007年には1万8千円台にまで回復するが、2008年のリーマンショックを発端とする暴落で再び7千円台に突入する。
2020年のコロナショックの影響を考えると、もっと大きな下落幅が見れてもおかしくないのだが、現在のところ株価が暴落しているとは言えない状況だ。
各国経済の実態はかなり逼迫していると考えられるが、主要国においては政府主導の救済措置で大きなお金が動くので、資本主義の現代に置いては、大きな危機と考える必要はないのかもしれない。
日経平均が底値であるかどうかは判断つきにくいが、これ以上下がることは考えにくい。中長期的な投資を考えているなら、今買わずにいつ買うの?ってくらいわかりやすい買い時だ。
今現金を投資に回せるのなら、一番手軽でリスクの少ない投資方法と言えるだろう。 倒産リスクのない業種、企業の株を少しづつバランス良く購入するだけ。素人でもできる投資方法だ。
映画「雨の日は会えない、晴れの日は君を想う」壊れた心の再生
こんにちは。
Yammyです。
公開以来、ずっと気になっていた映画「雨の日は会えない、晴れの日は君を想う」を観たので、レビューを書いて考察してみます。ネタバレも含まれているので、ご注意ください。
邦題のセンスに感服する映画
原題は「DEMOLITION(デモリション)」
DEMOLITIONを直訳すると「解体」という意味になりますね。
「雨の日は会えない、晴れの日は君を想う」という邦題を付けたのは正解だったと思います。「解体」では、一部のマニアを除いて、一般の人が興味をそそられることは無いでしょうから。(私はそそられます。機械の解体が大好きなので)
この映画が好きな人におすすめ
ジムキャリーの「トゥルーマンショー」や、「イエスマン」など、一風変わった主人公を描いた作品が好きな人におすすめです。
また、テンポはゆっくりだが、斬新な展開で深い考察が必要な作品が好きな人にもおすすめです。
抽象的なシーンが多く比喩を多用した風変わりな映画
この映画は、とても抽象的に事象を描いているので、一見すると「何が言いたいのかわからないな」と思うはず。
よほど共感性の高い方でも、その会話や描写の意図を理解するのに時間がかかるかもしれません。
もしかしたら、私のようなADHD/ASD気質のコミュ障の方が、理解しやすいかも。
いずれにしても、その抽象度の高さが魅力の作品です。
「今のシーン、どういう意味だったの?」と、考察しながら観るのも一つの楽しみ方です。
壊れた心を一旦解体する
ここからはネタバレも含まれているので、ご注意ください。
この作品は、ジェイク・ギレンホールが演じる「デイヴィス」が主人公です。
彼は、冒頭のシーンで妻が運転する車に乗っていましたが、事故に遭い、気づいたら病院の待合室に。そこへ、妻の父、つまり義父がやってきて、
彼女(妻)は死んだと告げられるのです。
なんともアッサリした描写で、本当に人が亡くなったという重さを感じさせないのが不思議でした。しかも、冒頭の数分の展開。
主人公の心は元々、壊れていた
妻を失ったことで、主人公の心が病んだのか?と思われる方も多いでしょうが、察するに、主人公「デイヴィス」の心は、元々壊れていたようです。
繰り返す日々の中で、何の不自由もなく順調に日々を過ごしてはいたものの、何か欠けている。
多分、デイヴィスに欠けていたのは「感じる心」だったのかな。あとは「他人への興味」もない、無機質に近い...まるで機械化したようなイメージです。
だから、妻の些細な変化に気づかなかった。
そして、妻を失ったあとも、悲しみを感じることもなく過ごした。
ただ、妻の居ない生活に違和感を感じ、本当は何か大切なものを失っていたのではないかと気づいたデイヴィス。
壊れたものを解体することで、何がおかしいのかを突き止めようとします。そこから、彼の「解体」への執着が始まります。
解体が意味するのは
デイヴィスがなんでもかんでも解体をしていたのは、自分の心のように、異物感があって何かスムーズにいかない、しっくりこない、すっきりしないものを、原因がわかるまで分解してみよう、という意図を表しているようです。
カレンとのコミュニケーションが「心の解体作業」
さて、デイヴィスはただひたすら「物質」を解体していたわけではありません。
彼は、自分の心も解体しようとしていました。
それは、冒頭で出てきた「壊れた自動販売機」の顧客相談センターへの手紙から始まります。
カスタマーセンターのカレンとのやり取りで、彼は、自分自身の気づかなかった奥底に秘めた人間らしさに気づいていきます。
楽しい、と感じること。
世界の異変に気づくこと。
自分を表現すること。
誰かを想うこと。
そして、悲しみに気づくこと。
主人公が得たものは何か?
最後に、この映画を通して、主人公が何を得たのか?私自身は何を得たのかを考えてみた。
主人公は、きっと自分自身と向き合うこと、他人を想うこと、壊れたものを直すこと、を習得したのではないかと考えられる。
私自身は何を得ただろう。
まだ、わからないが、ジワジワとこの作品が伝えようとしている意図を振り返っている。
今のところ、「壊れた心の再生は可能」だという希望を持てたかな。
私のように、物心ついた頃から心が壊れていた人間はどうなのか、それは分からないけど。
映画を観たあとの感想を共有したくなる作品
実は、友人と一緒に観た作品なのだが、深い考察をしそびれて「なるほどね〜
」の一言で片付けてしまったのが惜しい。
友人に「こいつ頭おかしいのか」と思われてもいいから、映画を観た感想を伝え合えたら良かったのに。
その後も、この作品のことが頭から離れなくて、作品について丁寧に考察している記事を見つけたので、貼っておこう。
「雨の日は会えない、晴れの日は君を想う」に限らず、どの作品も丁寧に考察されている素晴らしいサイトなので、ぜひチェックして欲しい。
https://in-movies.com/blog/2016/7/19/demolition
「うつ」を経験した私だから共感できたのかもしれない
私は、「うつ病」を経験したことがある。もしかしたら、生まれてからずっと患っていたのかもしれないが、30歳を過ぎてから、ガチの鬱を経験した。
まだ、完治したとは言えないが、おそらく、回復してきている。
薬は飲んでいない。
なぜなら、一度でも薬を飲んでしまったら、絶対に依存するから。
一生、飲み続けると決めたなら、覚悟を決めて薬に依存する。
けれど、薬がなければまともに人間らしく生きられないのなら、生きる理由はないと感じる。そうでなくても、生きているのは苦痛なのに「これがないと自分が自分じゃいられなくなる」なんて状況になったら、生きることを諦めてしまうだろう。
この作品は、「死」を取り扱っておきながら、死ではなく「生きる」ことにフォーカスしているようだ。
いかに生きるか。死を身近に感じた時、今一度、自分に問いたいことである。
日常の忙しさや、虚無感、他人とのすれ違いで、心が疲弊してきた時、全てを投げ出したくなる、ぶっ壊してしまいたくなることがあるけど、
自分の心を解体することで、その衝動を抑えられるかもしれない。
映画の中では、人とのコミュニケーションが心の解体に影響していたけど、自分自身、または誰かにむけた手紙を書くことも有効かもしれない。
できれば、カウンセリングなんかを有効活用したいところだけど、良いカウンセラーを見つけるのは、素敵な恋人や、気のおけない親友を見つけるより難しいと思うから。
なんのために生きているのかは分かりたいし、生きるための理由が欲しいよね。
あなたにとっての生きる理由が、あなたの人生を幸せに彩りますように。
時間貧乏を改善して幸せ時間を増やす3つの工夫
こんにちは。Yammyです。
1年半ぶりのブログ更新になりました(・ω・;) 3日坊主とはいえ、なんだかんだ日記やブログは思い出した時に更新する人間だったはずなのになぁ〜。と遠い目をしながら書いています。
ここ2年はいろんなことを詰め込みすぎて、時間貧乏になっていました。ブログの更新は後手に後手に回し続けた結果、1年半という長い月日が経過したのです。
いつも「ブログ書きたいんだけど!時間がないんじゃ」っていう言い訳をしていました。
2018年の後半くらいから、あるライフハックを使いはじめたことで、多少時間に余裕ができるようになりました。
そのライフハックとは、スキマ時間活用です。
「スキマ時間を有効活用するなんて常識。」って心の中で呟いたあなたに問いたい。
「スキマ時間を有効活用するといい」っていう事実を知っているだけで、実践していないとかいうこと、ないですよね?
スキマ時間を活用すれば、積もり積もって何か大きなことを成し遂げられそうだ、ということは、誰もが想像できること。優秀で結果を出す人ほど、スキマ時間を活用している、なんてことは、周知の事実。
でも「知ってるけど実践してない」というのは、「知らない」ことと大きく変わらない。
なんとなく過ごしてしまう時間はいつ?
日常を過ごしていると、ついつい惰性でなんとなく過ごしてしまう時間がありますよね。例えば、
- 通勤電車の中で過ごす時間
- 昼休み中のネットサーフィン
- 休日のぼーっとしてたらいつの間にか過ぎゆく時間
これらがまったくの無駄とは言いません。しかし、なんの生産性もなく、充実感もない時間と言えるのではないでしょうか。
有限であるはずの人生をなんとなく過ごしてしまい、気づいたらやるべきことに追われるだけの、つまらない日々になることも危惧されます。
なんとなく過ごした時間は取り戻せない
普段、なんとなく過ごしてる時間を、なんとか「自分の時間」に昇華させられれば、人生の充実度が変わるんじゃないかと、薄々感づいている人も多いでしょう。
まぁ、ぼーっとするのが悪いとは思いませんけどね。普段忙しい人や、ぼーっとすることに幸福を感じる人にとっては、それも充実した時間の過ごし方なのかもしれません。
かく言う私も、ぼーっとするのが大好きです。昼休みは基本ぼっちなのでネットサーフィンも無限にできちゃうし、電車に揺られる通勤時間は、眠気と疲れで、立ちながらでもウトウトしてしまいます。
でも、そうやってなんの目的もなく過ごした時間の後に来る「げっ、もうこんな時間!?何やってたんだ!」っていう「無駄に過ごした感」がすごく辛い。
対策先延ばしの悪習慣を変えたきっかけ
だったら、予定とかやらなきゃいけないことを始めるまでのスキマ時間を、しっかり意識して充実させれば良い。けど、どうしたらぼーっとする前に思い立てるだろうか・・・
こんなズボラ人間でもスキマ時間の有効活用を実践できるようになるには、どうすればいいのか。小一時間、いや、数日間考えました。あれ?もしかしたら数ヶ月たっていたかもしれません・・・
こうして日々はあっという間に過ぎ行くのです・・・
こんな風に、更に時間貧乏を加速させようとしていた矢先、たまたま職場の同期から、なんだかタメになりそうな話を聞いたのです。そいつにゴリ押しされて観た、DaiGoさん(メンタリスト)のYoutube動画でちょいと意識改革をしました。
DaiGoさんの動画についてここで詳しいことは言いませんが、サクッとどういう趣旨のものか説明すると・・・ご自身が読んだ本屋論文から得た知識を、視聴者にわかりやすく噛み砕いてアウトプットする、という動画です。(ちなみに、DaiGoさんの動画全部見たくて、ニコニコ動画にて有料会員になりました)
有料会員にならなくても、Youtubeやニコニコ動画の無料枠でも十分面白い情報を発信しているので、ぜひDaigoさんの動画をチェックしてみてください。
スキマ時間を有効活用するための意識づけ
1つの動画に実にたくさんの有意義な情報が詰まっていますが、過去動画も含めていくつかの動画を観て自分の中で意識が変わっていくのを感じました。
人間は、本当に自分が幸せを感じることのために、生きるべきなんだってことを。
(あくまで、私の解釈です。)
人生の目的ってなんだ?
みなさんの人生の目的はなんですか?死ぬ前に一番やりたいこと、と言いかえてもいいかもしれません。
例えば、私の人生の目的は「1年中暖かい場所を拠点にして、好きな時に好きな場所でぼーっとしたり本を読んだり、映画や音楽に存分に触れながらのんびりと生きること」です。
それがいますぐ出来ない理由は、お金がないから・・・と言いたいとこですが
そうほざいてしまう本質は「お金がない、時間がない」と動かない理由をつけて、言い訳をしてしまってるだけ。根拠がない不安や、リスクにだけ注目したり、現状を維持した方が楽だ、と考えてしまうんですよね。意識してそういうネガティブな要素を排除しないと、このまま流れに流されて、他人に振り回され、搾取されるだけの人生を送りそうです。
冷静に考えたら、私のやりたいことは、お金がなくてもできるかもしれません。ただ、冷静に考えれば考えるほど、十分なお金がない状況で、自分が何もかもを捨てて実行するのは得策ではないのです。
それに、今やるべきと自分で考えていることは、それなりに私のやりたいことなんです。これを超えずに目的に辿りついたとしても、後悔しそうです。だから、徐々にここから動いて、周りも幸せにすることができる状況で、上述した目的を達成したいと思っています。
充実した時間を増やす3つの工夫
目の前のゴールから将来の目的まで繋げる
- 今、目の前のこと(つまらない仕事とか家事とか)をコツコツと積み重ねながら
- いつか叶えようと思っていることを具体的に「何歳の何月までにやる」と決めて
- 叶えた(と想定する)年齢から、現在までの持ち時間を逆算する
上記のように、目的地を設定して所要時間を割り出します。私の場合、目的までの所要時間はおそらく、5年弱でしょう。
次に、その5年をどう過ごすか、具体的にポイントごとに予測を立てます。最終的な目的までの小さな経由地(ターニングポイント)をいくつか立てます。
ターニングポイントを辿って、最終目的地まで点と点を繋ぐわけです。
そうすると、今やるべきことが見えてきました。今身に着けるべきスキルや知識が頭の中で具体化されていきます。必要なスキルや経験は何か?より目的地への旅路に必要なもちものを明確にできました。
私の場合
- 1年後にTOIECで900点
- 2年後に大学を卒業
- 3年後に年収1000万...
- 5年後に船で世界1週旅行(旅の中で移住先を見つける)
こんな感じの経路を想定しています。私の場合は、目的地までの道のりにおいて、精度を高めるべき持ち物は設計力です。デザイン力とも言います。
スキマ時間に少しづつレベルアップさせて行こう
私は現在、サイト制作や、執筆活動で少し収益を得ていますが、目的地に辿りつくためには、仕事の単価をあげていくための施策も練らなければいけません。
英語を身につけたり、大学を卒業することも付加価値アップのために有効だと考えて、確実に経由したい地点です。また、全体を通して日々デザインの勉強をして、アウトプットしていきます。
ターニングポイントとして設定した目標は、自分にとって難易度が高く感じられることもありますが、ゴールが明確だからモチベーションが保てます。これまではぼーっと過ごしていたような時間に、今では自然と手や頭が動きます。
ちなみに私は凡人なので、人一倍手を動かして、数をこなすことでスキルをあげていく戦法で考えています。
マインドフルネスでぼーっとする時間に価値を!
もちろん、たまにぼーっとしてしまう時もありますが、これまでとは少し違う「ぼーっ」です。頭の中を空っぽにさせるための「マインドフルネス」(瞑想)をするように意識して「ぼーっ」としています。
ガッツリ、マインドフルネスや瞑想をおこなうのもいいと思いますが、私の場合もっと気軽にできるものじゃないと続かないので、スキマ時間にどこでも、場所や体勢にこだわらずできる範囲でやってます。
これだけでも、スッキリした頭で次にやるべきことに取り組めるので、集中力も高まり作業が捗ります。それは仕事であれ、家事であれ、他者とのコミュニケーションであれ、集中して向き合えるので充実感を得られます。
息抜きも「スキマ時間」で
で、最後に、注意点があります。全ての時間を目標達成のための行動に繋げようと考えていると、逆に時間に追われている気持ちになり、目標ややりたいことが霞んでいきます。「なんか、達成したいって思わなくなったな・・・」なんてモチベ低下する恐れがあるので、できるだけスキマ時間の中に「娯楽」を盛り込むようにしましょう。
それは、私の場合ですが
- 漫画を読む
- 映画を観る
- 海外ドラマを観る
- 本を読む
- 面白動画を見る
- へそくりを数える
- オーディオブックを聴く(集中して聴く)
- 音楽を聴く(集中して聴く)
こんな感じです。
特に、電車で通勤しているときは「へそくりを数える」以外どれでも可能ですので、その日の気分で柔軟にチョイスして楽しんでします。どの場合も、スマホひとつで可能ですし!
映画やドラマ、音楽やオーディオブック、電子書籍なんかは、wi-fi環境でダウンロードしておけば、オフラインでもサクサク読めるので、このスキマ時間用娯楽セットの準備は、自宅にいる時、定期的に行っっています。
まとめ
- 目的を明確にし、タスクを細分化する(モチベーション維持に繋がる)
- マインドフルネス(瞑想)を意識して「ぼーっ」とする
- スキマ時間に娯楽もエンジョイする
この3つの工夫を施したことで、休む時に休みながらも、ちゃんと前進していると感じられるようになりました。仕事や、やらなきゃいけないことにも余裕をもちメリハリをつけることで、時間に追われている感覚もなくなりました。
今回は、平日の夜にブログを書く時間も捻出することができてきたので、かなり余裕が出てきたと実感しました。またあまり間を置かずにブログが書けるように、ますます余裕を持ちつつ、ネタを見つけたらアウトプットするように心がけます!
「なぜか全て上手くいく1%の人だけが実行している37の習慣」読んだレビュー
読んだ本の感想文を綴りますよ。
今回は「自己啓発」の本。
「なぜか全て上手くいく1%の人だけが実行している37の習慣」
この本を手にしたのは、コンビニでトイレに入りたい時。
トイレには数人が並んでいたから、本棚にあった本を読んで尿意を紛らわせていたの。
この本では、なぜか全て上手くいく「1%」の人がやっている習慣を、わかりやすく説明しているそうね。
キャッチーなタイトル、帯のセールスコピー。
そうか。「99%の人」は上手くいっていないのか。
PHP出版。
で、中身を見ると、なるほど。
わかりやすい切り口・語り口で、自己啓発に役立つ話題に触れられている模様。
その中で、自分の胸に刺さった「習慣」とやらを5つに厳選してみたよ。
飽くまでも自分の解釈で書いていくので、参考までに見るといいよ。
1.1%の人が行なっているセルフイメージの高め方
・99%の人は「他人の評価を気にする」
他人の評価を気にしていては、自分が満足するどころか「苦しくなる」だけ。
ビジネスや人気商売において、他人の評価を調査し把握する必要はどうしても出てくるが、それはビジネスにおいての話。
自分自身の価値とは別の次元にあるものと考える。
・1%の人は「自分の満足感を大切にする」
自分の基準で、満足か不満足かを決めていると、自然と向上心が高まり、身につけたスキルや経験により他者からの評価も高まるようになる。
2.1%の人が行なっている「じかん」の増やし方
時間を増やしたい。でも密度濃いあっという間に過ぎる時間は素晴らしい。
・99%の人は時間管理意識が過剰(または過少)
ぎっしりスケジュールを詰め込むのは、自分の負担になる。
・1%の人はスケジューリングは結果を生み出すためのプロセスと考える>
ゆるめの時間管理で、余裕のある行動を。計画や準備が100%完了してから動き出すのではいけない。フットワーク軽く、計画や準備は7割ぐらい固まったら動き出すくらいがちょうど良い。
3.1%の人が行なっている人間関係のコツ
・99%の人は怒りを抑えきれずに後悔する
怒りを爆発させて後悔することは多くの人に経験があるのでは?怒りが生み出すのは「自己嫌悪」。自分自身へのダメージに他ならない。
・1%の人は滅多なことでは怒らない
トラブルやミスに対する怒りは無駄。怒ったって解決するものじゃない。思い通りに行かないことや、自身に向けられたマイナスの感情は、他者に起因するもので自分ではどうしようもない。軽くうけ流して、相手を心の中で抱きしめてやろう。
4.1%の人が行なっている「勉強&自己投資」法
・99%の人はダラダラと中途半端な努力を続ける
ダラダラと努力を続けたところで、良い結果が出ずに自分に嫌気が差すだけ。
1%の人は期間限定で圧倒的な努力をする
しゃかりきになって努力するのは一定期間で良い。これだけ頑張ったんだから、という満足にも繋がり、結果は自ずとついてくる。
5.1%の人が行なっている「幸福感度」の高め方
・99%の人は「どうなったら幸せか」がわからない
幸せのカタチは人それぞれ。どんな人生を、何のために生きたいのか。それがわからない人が、「幸せ」を感じることはできないし、実現できない。
1%の人は「どうなったら一番幸せか」が明確
「自分がどんな状態だと一番心地よいのか」を把握する。ある人にとっては、沢山の友人に囲まれて、談笑する時間。ある人にとっては、一人で何も考えずぼーっとしている時間。幸せのカタチを他人の尺で固めず、自分の心地よい状態を見つけること。
最後にもう一つだけ。
「自己啓発」とは違うところで響いた内容があった。
大切な人たちとの別れを経験して、失うことを恐れている自分にとって。
・99%の人は別れをネガティブに捉える
・1%の人は別れをポジティブに捉える
死をもってしても、完全な別れではない。
肉体や物理的な別れであっても、その人を近くに感じ、力にすることがある。別れをもって、新たな力を得ることができた素晴らしい関係だったということ。
この考えができてから、「会えなくなって寂しい」という途方も無い喪失感から、見えない力に支えられている心強さを感じることができた。