人生の歩き方〜欠陥人間のガイドブック

365日、生きづらさと闘う。

こころころころ

コロナ後の投資先を素人が考えて見た

今日は雨が降って居るので、家に引きこもって過ごした。

 

久しぶりにテレビのスイッチを入れて、録画していた映画を何本か観た。

 

  その勢いで、普段は観ないバラエティ番組を観た。日本テレビで毎週放送して居る「今夜くらべてみました」という番組だ。たまたま1月22日の回を録画していたので、なんとなく再生してみた。  

不動産投資で稼いでいる美女発見

その番組には、不動産投資で相当稼いでいる方がゲストで出演していた。

 

元アイドルのその方は、アイドルとして活動している当時から、少しずつ投資用不動産を購入して、コツコツと資産を形成していたとのこと。

 

きっと購入のタイミングが良かったのだろう。

 

オリンピック招致の決定前後であれば、不動産投資の採算は取れたかもしれないけど、今はちょっと購入のタイミングとしてどうなんだろう・・・

 

なぜこのタイミングでテレビ出演したのか、奥にある理由を考えてみた。 

 

コロナのことが無くても、オリンピック直後には値下がりするであろう物件価値を「見通しての出演だったのではないだろうか?

 

まぁ、ハッキリとは言わないけど、マーケットの底辺を増やそうとしているという話だと思う。  

年始に不動産購入した人、今どうしてる?

ターゲットを27歳年収300万円OLと設定し、具体的なサービス名(楽待)まで出して、不動産投資を煽っていたが、それにつられてなけなしの貯金を不動産購入した人は、今悲惨な思いをしているのではないか。 

 

しかし、絶妙なタイミングで放送されたものだ。このコンテンツは2020年1月22日に放送された回で、まだCOVID-19(新型コロナウィルス)の影響が出ていない頃の収録、放送と思われる。  

人気のエリアは今どうなってる?

渋谷区、新宿区、中央区千代田区、港区のワンルームマンションが狙い目だとのこと。2,500万円程度の物件でよく、しかも、人気エリアなら低層階ほど家賃が安いという理由で、賃貸として人気があるそうだ。 

 

それなら購入できるかも、と思わずにいられない内容だ。

 

  しかし、この放送のあと、COVID-19が世界的に猛威をふるい、東京をはじめ、都市部の賃貸生活者が家賃滞納や住み替えで空き物件が増えいったのではないだろうか。

 

  外国人に人気の六本木、代々木、新宿のエリアは、残念ながら賃貸価格を値下げしてもなかなか借り手がつかない模様だ。

 

  事業用物件の賃貸も、撤退する企業が少なくないのは容易に予測できる。   不動産の家賃収入に頼っていた人は大きな影響を受けただろう。  

都心の格安物件、コロナ後の需要高まる?

しかし、一方で、格安マンションの賃貸需要は意外にも減少していないのでは?と考えている。

 

  今まで、都心に住んで高い家賃を払っていた層が、コロナの影響で収入不安定になり、それでも都心に住み続けたいと、グレードを落とした格安物件に移住する可能性もある。

 

  また、今まで都心に住めなかった層でも、都心の物件が賃料を下げてきたことにより、住み替える可能性が出てくる。

 

      現状がどうなっているのか気になるところだ。  

不動産投資はタイミングが大事

不動産投資は、最初に大きな額を賭けて、入居率さえキープできれば、少しずつ回収していくことができる。そんな手軽さは魅力的だ。

 

  しかし、今(COVID-19の影響があってもなお)、東京都心の不動産物件は、過大評価されすぎている。オリンピック需要なんてもうほとんど見込めないのに。

 

  そして、南海トラフや首都直下型地震のリスクを勘案した場合、いずれ東京の不動産が値下がりの波に乗り始める時が来るのだ。

 

  もし都心の物件を買うなら、5年前に購入しているべきだった。または、オリンピック直後、価格が底値になった時に買うべきだと思う。

 

  大阪や京都、名古屋と言った主要都市も然りだ。もうこれでもか、というくらい価格が吊り上ってきている。今後人口が減っていく日本では、無条件でこのエリアだからと地価が上がる場所を見つけるのは難しい。

 

  今後も地価が上がっていくと考えられるなら、リゾート開発か、外国資本が投入される可能性にかけるしかない。  

今行うべき投資は株?

今買うべきは、株だと思う。素人ながらに、実態の伴わないマネーゲームでも、今後も伸びていく可能性が高い投資先だと考えている。  

コロナでの大暴落は今後あるのか?

2020年6月現在、日経平均は22,183円と、バブル時並の水準である。

 

  2001年のアメリ同時多発テロが発端の暴落(当時8千円割し、7千円台まで値下がり)。 一時、2007年には1万8千円台にまで回復するが、2008年のリーマンショックを発端とする暴落で再び7千円台に突入する。

 

  2020年のコロナショックの影響を考えると、もっと大きな下落幅が見れてもおかしくないのだが、現在のところ株価が暴落しているとは言えない状況だ。

 

  各国経済の実態はかなり逼迫していると考えられるが、主要国においては政府主導の救済措置で大きなお金が動くので、資本主義の現代に置いては、大きな危機と考える必要はないのかもしれない。

 

  日経平均が底値であるかどうかは判断つきにくいが、これ以上下がることは考えにくい。中長期的な投資を考えているなら、今買わずにいつ買うの?ってくらいわかりやすい買い時だ。

 

  今現金を投資に回せるのなら、一番手軽でリスクの少ない投資方法と言えるだろう。 倒産リスクのない業種、企業の株を少しづつバランス良く購入するだけ。素人でもできる投資方法だ。